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2019年12月2日

column

12月の二十四節気

12月7日(土) 大雪
この日は旧暦の11月11日。暦の上では、今日から立春の前日までが冬です。
北国からは初雪の知らせも届き、関東では空っ風が吹く頃となります。
寒い冬は、腎臓や膀胱に弱りが出やすい季節。特に、腎臓の弱りは老化や体調の崩れにつながるそうです。
衣食住に「あたためる工夫」が大切ですよと教えてくれる「大雪」の日です。

12月22日(日) 冬至
この日は旧暦の11月26日。一年中で最も夜の時間が長い日です。太陽から地上に届くエネルギーが小さくなるため、この時期は寒くなります。
今日から陽が伸び始めることから、昔はこの日を「年の始点」、つまり、「冬至は暦の計算起点」として考えられていたそうです。

冬至に南瓜を食べる風習「冬至南瓜」
カボチャはビタミンAを多く含んでいるため、野菜が不足する冬に向けて体力をつけるために食べると言われていますが、「南瓜は陽の気を助長する最高の呪物」という説もあるようです。その起源ははっきりしないそうですが、暮らしに取り入れたい日本の風習です。

冬至に柚を浮かべたお風呂に入る風習「ゆず湯」
昔は、お風呂につかることは「禊ぎ」に通じる行為とされたと言われます。
昔の人にとって、「ゆず湯」、に入ることは、「禊ぎをして陽の気が強まることを祈る」という神聖な行為だったのかもしれません。
柚から出る精油成分が溶け出したお風呂で、身体がじんわりぽかぽかしてくる感覚を愉しんでみたい今年の「冬至」です。

参考文献/こよみのページ

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